予備試験論文まで1か月でやるべきこと
こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です!
予備試験の論文まであと1か月ですね。
時間がないと感じ、焦っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、あと1ヶ月の勉強方法に悩んでいる方に、やるべきことを私なりにアドバイスできればと思います。
やるべきことが明確になっている人は計画通りに淡々とやりましょう。
この記事を読んでもよいですが、参考程度にとどめ、自分の計画を守ったほうが良いと思います。
計画の微修正のために参考にしていただけたら嬉しいです。
まずやるべきこと
過去問研究
過去問研究は終わったでしょうか?試験において過去問の傾向をつかむことは不可欠です。私も、過去問をじっくりと研究しました。
過去問を研究することで、自分がやるべきことが明確になります。まだ過去問を十分に研究できていない方は、早急に1年分過去問を解きましょう。
過去問を解いたら、自分が合格点を取るには何が足らないかを把握しましょう。例えば、規範が正確でないのか、論点抽出が不十分なのか、あてはめが不十分なのか等です。
残り1ヶ月は、その部分を徹底的に克服しましょう。
過去問を解くうえでは、試験本番でどのように問題にアプロ―チしていくのかをイメージできるようにしましょう。
わかる問題とわからない問題のそれぞれに対するアプローチはどうするか、分量はどれくらい書くか、イメージできていますか?
常に本番を意識して過去問を活用しましょう。
過去問については過去にも記事にしているのでこちらも参照してみてください。
基本的な規範・条文の確認
論文は規範が書けなければなりません。基本的な論点について、規範を確認しましょう。
理由付けは後回しでもかまいません。まずは規範です。規範が書けなければあてはめも書けなくなってしまいますので、まずは規範を確認しましょう。
規範を確認する際、問題となる条文も確認しましょう。
本番で条文が引けなくなって焦ってしまうともったいないです。条文と論点をリンクさせられるようにしましょう。
特に、刑事訴訟法は見出しがついていないので要注意です。必ず予備試験用の六法を用いても条文が引けるようにしましょう。
具体的な対策
過去問を十分にやっていない人は過去問をすぐにやりましょう。
私は3年分しかやっていませんが、十分でした。過去問をたくさんやるべきだと思いますが、今からたくさんやることは不可能です。数年分をじっくり研究しましょう。
次に、論証集やまとめノートで基本的な部分を確認しましょう。
基礎の確認は必須です。油断せず、確認を怠らないようにしましょう。
論点の確認の際は、問題の所在も確認しましょう。論点展開は適切な場所で行わなければ点数が入りません。覚えるだけでなく、どこでその論点を使うのかということもイメージしながら確認しましょう。
いま問題集を進めている方は、試験までに終わるかを計算しましょう。
残り1ヶ月なので、問題集は最初から最後まですべてやる必要はありません。
自分の確認すべき部分に絞り、効率よく自分の弱点をつぶしていきましょう。
まとめ
限られた時間の中で最も優先すべきは、本番でのイメージをつかむことと、基本的な事項の確認です。
隅々までやっている時間はないですから、他の人も書ける基本的な事項を徹底的に確認しましょう。
基本的な部分ができれば十分に合格できます。基本を大切に!
参考にしていただけたら幸いです。