教材は最新にしておくべき?司法試験・予備試験の基本書や百選、六法が古くなった時に新しいものを購入すべきか
こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です!
最近記事を書くことをサボりがちですが、少しずつ記事を書きたいと思います。(書くとは言ってない)
今回は、ある程度受験勉強を継続されている方であれば一度は悩むであろう疑問について、私なりの考えをお話したいと思います。
基本書や百選などは定期的に新しい版のものが出ますが、受験生は最新のものにしておくべきなのでしょうか?という問題です。
新しいものにしたほうがいい気もするけど、少しの改定のためにお金を出すのはもったいない気がしますよね。
私なりに、考えを述べたいと思います。
新しくすることのメリット
教材を新しくすることのメリットは、最新の法令や判例を学ぶことができる点です。
法令は時々変わることがあります。法令が変わると、その条文の解釈の仕方や位置づけを学ぶことが必要になる場合があり、法令変更の記載がある基本書等を買うでこれが可能です。
また、判例変更や重要判例が出た際には、その判例の位置づけを学ぶ必要があり、基本書や判例百選を買うことでこれが可能です。
新しくすることのデメリット
教材を新しくすることで生ずるデメリットでまず思いつくことは、お金がかかることです。特に学生にとっては、教材を購入することは少なくないお金を払うことになって住まうので、大きなデメリットになってしまいます。
他に意外と重要なのは、教材に書き込みがある場合、新しい教材にはその書き込みがない状態になってしまうという点です。教材を新しいものに替えてしまうと、古い教材の書き込みを新しいものに移すか、いちいち古い教材を参照しなければならないという手間がかかってしまいます。
新しい教材を買うべきか
結局は、上記メリットとデメリットを比較衡量して判断するしかないでしょう。
私は、基本的に新しいものを常には購入する必要はないと思います。
その最大の理由は、慣れている教材はむやみに変えないほうが良いと思うからです。
私は、伊藤塾の教材から基本書にメイン教材を移行しようとしていた時期があります。
この記事にも書いたのですが、私の場合、教材を変えたことで思考の整理もつかなくなってしまいました。軸にしていたものを失うと、何を勉強すべきで何を勉強すべきでないかという選択ができなくなったのです。
伊藤塾のテキストを軸にし直したことで、頭の整理ができ、答案も良くなっていった実感があります。
そのため、基本書は変えず、改正された点をそれまで使っていた基本書に書き込むというスタイルが良いのではないかと思います。
おわりに
司法試験の勉強をしていると費用がかかってしまうのはある程度仕方のないことだと思います。
その教材が本当に必要かを考え、本当に必要なものを買いましょう。
参考にしていただけたら幸いです。
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