司法侍〜司法試験・予備試験勉強法ブログ〜

令和元年予備試験合格。令和2年法科大学院修了。同年司法試験受験。司法試験・予備試験の勉強法について発信します。

司法試験の会場での新型コロナ感染症対策(予備試験論文にむけて)

こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です!

今回は、令和2年の司法試験を受験して、会場でコロナ対策がどのように行われていたか、受験生がどのような点に気を付ければよいかについて書きたいと思います。

予備試験の短答で経験されている方も多いかと思いますが、他の会場の様子も知っておくとより安心かと思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。

私はTOC五反田メッセ(TOCとは違う会場なので注意)で受験しました。会場によって違う部分もあったらしいので、友人から聞いた他の会場の様子についても書きたいと思います。

検温

まず検温についてです。TOC五反田メッセでは、サーモグラフィーが1台設置されており、受験生が1列になって通っていく様子を係員が観察している感じでした。一人ひとり検温するのではなく、1列になってサーモグラフィーの前だけゆっくり歩く感じだったので、ストレスなく会場に入場することができました。会場への到着時間は、集合時刻を少し過ぎたくらいの時間でした。開場直後に行くと、もしかすると行列かもしれません。

他の会場では、体温が高かったため裏に連れていかれた人がいたそうです。その人がどうなったかは分かりません。。。

アルコール

開場にはかなりの数のアルコールが設置されていました。開場の入口に2つ、部屋に入る入口に2つほど置いてあったと記憶しています。試験前に携帯用のアルコールを購入しましたが、一度も使いませんでした。ただ、TOC(五反田メッセじゃないほう)はアルコールがあまり設置されていなかったそうです。司法試験委員会も一度司法試験を経験しているので予備試験ではアルコールの設置数を増やしているかもしれませんが、携帯用のアルコールを持っていくと安心かと思います。

他の受験生との距離

TOC五反田メッセでは、長机に2人でした。前後の間隔は、予備試験の時より広かった印象です。早稲田大学では、1人1つのテーブルが与えられていたそうなので、かなりゆとりがあったそうです。長机に2人は距離が近いなと最初は思っていましたが、マスクを着用して、試験中はしゃべることもないので、そんなに心配はないかなと思います。

マスク

必ずマスクを着用してくださいと各科目前に必ず言われた気がします。マスクをずっとつけているのは正直つらかったです。。。私は、しんどくなったときのみ、マスクを外し、吸う呼吸を一呼吸のみしていました。吐き出す呼吸をせず、かつ一瞬マスクを外すだけなので、この程度は許容の範囲内かと思います。

TOCは、かなり室内の気温が高く、マスクをするのがかなりしんどかったそうです。それに耐えられなかった友人がマスクを外して問題を解いていたところ、試験官に注意されたそうです。マスク着用は厳格に行われている印象でした。

感想

想定される感染症対策は行われていた印象です。それ以上でも以下でもないです。司法試験でコロナがクラスターになったとの報告はないので、効果はあるのだと思います。

受験生は不安な部分もあるかと思いますが、この記事を参考にして、万全な準備をして試験に臨んでください。

参考にしていただけると幸いです。