司法侍〜司法試験・予備試験勉強法ブログ〜

令和元年予備試験合格。令和2年法科大学院修了。同年司法試験受験。司法試験・予備試験の勉強法について発信します。

予備試験論文の出題予想

こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です!

今回は、出題予想なんて当てにしちゃいけないよという話をしたいと思います。

出題予想をすると思った方々、すみません。

ただ、試験に向けてのマインドとして、出題予想を過信してはならないと思っています。出題予想を期待していた方々に向けて、「出題予想を見るのはいいですが、過信するくらいなら見ないほうがいいですよ」という話をしたいと思います。

 

なぜ出題予想を過信してはいけないか

出題予想は、あくまで過去問の傾向から今年の出題を予想するものです。そのため、予想が的中する保証はありません。

そうであるにも関わらず、出題予想にあがっている分野のみを重点的に勉強してしまうと、予想分野が出なかった際に切り替えることが難しくなってしまいます。本番は緊張するため、予想外のことが起こるってしまうと焦って頭がうまく働かなくなってしまい、思うようなパフォーマンスが発揮できない可能性があります。このような事態は極力避けるべきです。そのため、出題予想を過信することは避けるべきです。

また、せっかく勉強したのに思い出せない・わからないといったことが生じ、焦ってしまう可能性もあります。これは特に知識が不十分な人が陥りがちかもしれません。知識が不十分だと思うならまんべんなく勉強すべきで、焦りの可能性を増やしてまで出題予想を見る必要はありません。

出題予想を見るべきか

私は、出題予想は見ても見なくてもどちらでもよいと思います。私は、模試で出題されて分野を頭に入れていた程度です。各予備校がどのような出題予想をしていたか、答練でどのような分野が出題されたかを確認せずに試験に臨みました。特に焦りはありませんでした。まんべんなく合格水準の知識を頭に入れたほうが合格可能性が高まると考えていたので。正解だったと思っています。

ただ、模試で出題された分野が出て(憲法は学問の自由が出た気がする)ラッキーと思った記憶があります。そのため、出題予想を見て得する部分もあります。私は、下記のように使うなら出題予想を見てもよいと思います。

出題予想の使い方

出題予想をみて、あんな論点があったな、注意すべきことはこのような点だな、というようなことを思い出すきっかけにするとよいと思います。がっつり勉強しすぎなくてよいです。がっつりやりすぎると上述のような弊害が出るので。出題予想を見て記憶喚起をしておくことで、実際に試験に出たときに「ラッキー!」と思うことができ、心に余裕が出ます。また、勉強しすぎないことで、万が一わからなかったときに、「なんか見た気がするけど、まあそんなに対策してなかったしな。」と切り替えることができます。

重要なのは、出題予想はほどほどに使うことです。

まとめ

出題予想はツールの一つにすぎません。自分に必要かを考え、出題予想とうまく向き合いましょう。

断言しますが、出題予想を見れば合格できるということはないですし、出題予想を見なかったからと言って合格できないということは全くありません

メリット・デメリットをしっかりと理解しましょう。

参考にしていただけると幸いです。

 

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