司法侍〜司法試験・予備試験勉強法ブログ〜

令和元年予備試験合格。令和2年法科大学院修了。同年司法試験受験。司法試験・予備試験の勉強法について発信します。

模試の復習の仕方

こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です!

予備試験論文が1か月後に迫り、短答合格者の方々は模試を受けているころかと思います。

模試はとても良い教材です。受けっぱなしはもったいないです。

しっかりと活用して、自分の糧にしましょう。

私は、模試を受けてよかったと思っています。本番でも似たような論点が出て役に立ったからです。

しかし、模試を十分に活用できていなかったなと思う部分もあります。

模試を十分に活用していれば、上位合格を狙うことができたなと思っています。

今回は、自分の経験をもとに、模試の復習の仕方について書きたいと思います。

 

模試の復習の重要性

模試の復習において重要な点は主に2つあると思います。

 

一つは、模試で解いた論点が実際に出る可能性があるという点です。

模試は、各予備校が本番で出る論点を予想して問題を作成しています。

予想が当たれば次年度の模試の受験者数が増え、売り上げが上がるからです。

そうすると、模試の論点は実際に出題される可能性があります。

その論点について自分は十分に理解できているかを確認する必要があります。

模試を受けている人は少なくとも一度触れている論点なので、他の人もできている可能性が高いです。

出題可能性が高いほかの人もできる、という問題なので、自分もできるようにしておきましょう。

その際に注意すべきは、出題された論点のみならず、模試と角度の違う問われ方をしても解けるようにしておくことです。

模試と同じ問題が出ることはありません。

問われ方は違います。

模試の問われ方のみに対応できても無意味です。

違う問われ方でも、同じ分野が出た際には、他の人と差をつけられるようにしましょう。

 

もう一つは、自分の答案が点数化される点です。

点数化されることにより、自分の実力がはっきりします。

何が足らないのか、どの部分に点数が入りどの部分に点数が入らないのかが明確になります。

合格への指針にし、足らない部分を埋めていきましょう

 

復習のポイント

自分の答案と向きあう

模試では添削付のものを受ける人が多いと思います。

せっかく添削を受けたなら、十分に活用しましょう。

点数だけを見てもあまり意味がありません。

自分の感覚と添削の内容が一致しているかを確認しましょう。

出来ていると思ったのに実際は点数が入らなかった部分を放置しておくと、本番でも点数が入らない可能性があるので危険です。

なぜ点数が入らなかったのか点数が入るようにするにはどうすればいいかを確認しましょう。

点数が入らなかった部分を放置していては、合格には近づくことはできません。

合格と自分の実力とのギャップを埋めましょう。

 

ただし、採点者の評価が正しくない場合があります。

違和感を感じた部分は、友人に聞くなどしましょう。

模試の採点者は実際の採点者とは異なります。間違うこと可能性も十分にあり得ます。

何が正しいかを正確に把握しましょう。

 

解答例と模範解答を読む

予備校が出している解答例はきちんと読みましょう。

答案の構成の仕方、あてはめの仕方等、参考になる部分が多くあります。

解答例を読み、自分の答案と比較して、何が足らないかを考え、本番までにできるようにしましょう

 

また、受験生の模範答案が公表されている場合は、読むことが望ましいです。

私は予備校の出している解答例より読む価値があると思っています。

模範答案は、他の受験生が時間内で書いたものです。

限られた時間内でどのように点数を稼ぐかがよくわかります。

どのようにすれば点数がとれるのか、何が自分に足らないかがよくわかります。

他の受験生から技術を盗みましょう

 

まとめ

模試もお金を払って受験します。

元が取れるように、しっかりと活用しましょう。

模試をうまく活用することで、本番でのパフォーマンスが向上します。

模試がうまくいった方は油断せず、模試がうまくいかなかった方はよく反省して、合格をもぎ取ってください。

 

参考にしていただけると幸いです。

 

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