予備試験短答合格できる人とできない人の差
こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です!
今回は、予備試験に合格する人としない人の差について、思うことを話したいと思います。
私の周りには、私より優秀な人でも予備試験に不合格になった人が少なくありません。少し変だなという感じがします。優秀な人でも合格できていないので、問題なのは勉強法だけではないのではないかと思っています。
そこで、私なりに、どのような人が予備試験に合格し、どのような人が不合格になってしまうのかを分析したいと思います。
短答の重要性(優秀な人でも短答落ちしてしまう)
優秀な人でも、短答で不合格になってしまいます。不思議なことに、優秀な人が論文で不合格になったという話は聞きません。つまり、優秀な人は論文では落ちないのに、短答では落ちてしまう可能性があるということです。
その意味では、合格圏内の実力を持っている人にとっては短答は最大の関門といえるでしょう。
私の周りの合格者の共通点
合格者の共通点は、なんといっても合格しようという気持ちです。合格したいという気持ちが、不合格者と差があった気がします。優秀な人で不合格だった人は、合格してもしなくてもどちらでもよいという人が多かったように思います。特に私の周りは法科大学院の最終学年だったため、法科大学院を卒業すれば司法試験の受験資格を得ることができます。そのため、予備試験に合格したいという人と合格しなくてもよいという人に分かれていたように感じます。優秀であるのに予備試験に不合格であった人には、後者が多かったように感じます。
もちろん、合格したいという気持ちを持っていても不合格になってしまった人はいると思います。しかし、合格したいという気持ちが強い人のほうが、合格率は高いように感じます。
条文を読むことを怠らない
これは私自身の体験なのですが、条文を引くことを怠らないことで、短答知識の整理がしやすくなったように感じます。過去問を解いているのみだと、ある程度問題は解けるようになっても、知識が頭の中で整理されず、違う角度から問われたときに問題に対応できないような感覚がありました。条文をしっかりと引くようになってから、知識の整理が容易になった気がします。
条文を読むことを意識すると、短答知識の半分近くが条文知識だということに気づきます。条文によって頭を整理することで、条文問題に強くなります。
私が短答で合格できたのは、条文をしっかりと読んだからだと思っています。
まとめ
なんといっても、合格したいという気持ちが一番大事だと思います。合格したいという気持ちは、勉強の姿勢にも反映され、成長が早くなります。まずは気持ちです。もちろん、気持ちだけではだめで、しっかりと行動に移しましょう。
また、条文を読むことを怠らないようにしましょう。条文を読む能力は、法曹になるための基礎です。面倒と思うかもしれませんが、条文を引くことを意識しましょう。
全ての予備試験受験生の皆様が来年の予備試験で良い結果となることを祈っております。
参考にしていただけると幸いです。
↓こちら↓の記事もあわせてご覧ください! shihouzamurai.hatenablog.com
↓モチベーションになるのでポチっと押してくれると嬉しいです!↓