予備試験(論文)の過去問は何年分解くか
予備試験短答合格者の方々は、過去問を解いている頃かと思います。
どのくらいとけば良いかがわからないという方も少なからずいると思います。
そこで、過去問を何年分解くべきか、私見を述べたいと思います。
具体的な予備試験の勉強の仕方は、こちらの記事もご参照ください。
過去問をなぜ解くか
前提として、過去問をなぜ解くかということが重要になると思います。
私は、本番で出る形式に慣れることを目的として解いていました。
具体的には、何が書かれているか、それについてどのように考えれば良いか、何を書けば良いか、時間配分をどうするか等を意識しました。
この目的で予備試験を解くのであれば、そこまで多くの年数は解く必要がありませんでした。自分の中で答案との向き合い方が定まればそれで良いからです。
そのかわり、1問1問を大切にし、時間をかけて研究をしました。
私が解いた年数
私が解いたのは、合計3年分です。
何年から何年までというのではなく、再び出題の可能性のある分野が出た年を、各科目3年分解いた感じです。
友達にぶんせき本を借りるなどして、研究していました。なので、自分で買ったのは2年分だったと思います。その買ったものも全て解いたわけではありません。
[rakuten:book:19603316:detail]
前年に出た分野の出題可能性は高くないため、30年度版のリンクを貼っておきます。
ぶんせき本のA答案とC答案を比較し、より多く点数を取るにはどうしたら良いかを考えました。
何年分解くべきか
基礎力が不十分な人
予備試験を受ける人の多くは、基礎がまだ不十分と感じていると思います。
そうであれば、3年分ほどで良いのではないでしょうか。
基礎が十分でないならば、過去問は出題形式に慣れることや答案戦略を練ることに使い、学力アップは自分が普段使っているテキスト、論証パターン、問題集を使うと良いと思います。
ただし、3年分は解いたほうがいいと思います。結局は、問題文にどのように解答するかで点数が決まります。問題との向き合い方を十分に検討して、本番に臨みましょう。
基礎力が十分な人
基礎力が十分な人は、過去問を多くやるべきです。問題と向き合い、問題にどのようにアプローチをするかによって、点数が決まります。過去問を使い、より点数を多く取るにはどのようなアプローチをすれば良いのかを考えることに注力すべきでしょう。
ただし、基礎の確認は怠らないでください。予備試験は基礎力が試されます。
基礎を盤石にしておくことが必須です。
基礎力に少しでも不安があるのであれば、テキストを確認し、基礎を確認しましょう。
まとめ
予備試験はある程度年数を重ねており、過去問も充実しています。
過去問をうまく使い、合格をもぎとりましょう。
参考にしていただけたら幸いです。
↓モチベーションになるのでポチっと押してくれると嬉しいです!↓